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車両音響シミュレーター「AAS」のコンパクトタイプを販売・レンタル開始 May 31,2022
自動車内装部品の総合メーカーの林テレンプ株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:林 貴夫)は、走行時の車室内の音を忠実に再現できる、当社独自開発の車両音響シミュレーター「AAS(Advanced Acoustic Simulator 以下、AAS)」のコンパクトタイプを新たに開発いたしました。6月より世界中の自動車メーカー向けに販売とレンタルサービスを開始します。

高さ2.4m 長さ4.2m 幅2.3m 重さ2400kg
4tトラックに乗せたまま、拠点をまたいだ運用も可能

3D音響システムにより、音の方向、大きさなどを忠実に再現
映像はVRゴーグルでも再生可能
コンパクトタイプのAASは、2018年に当社が開発したAASの機能を移植した新型モデルです。フルスペックである従来型のAASの音の再現性能はそのままに、大型曲面モニターや座席の振動装置を除くことでトラック輸送できるほどのコンパクト化を実現しました。現地工事の必要がないためすぐに使用でき、省スペースなのでお客様の設置環境に柔軟に対応できます。また従来型と比べ大幅に価格を抑えました。
AASで試乗会を効率化
昨今の自動車開発は開発拠点が国内外に分散しているケースが増えています。コンパクトタイプのAASが各開発拠点にあれば、データのやり取りだけで試乗会を行えるので、国内外の移動なく実施できます。またAASは記録した音を再生するので、天候やドライバーの癖などに左右されず試乗会を効率的に進められます。
世界的に自動車の短期開発化が進む中、当社はAASの普及を通じて車室内の防音技術開発の効率化に貢献します。
<報道関係各位問い合わせ> 林テレンプ株式会社 広報課 担当:河内
電話:052-322-2135 携帯:090-6389-3280 Mail: pr@hayatele.co.jp